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2020年12月10日木曜日

発症から2年

 久々の投稿になります。発症して2年が経過しました。

主な症状は以前と変わっていないように感じますが、ふらつきについては少し程度がよくなっているようで、小走りくらいならできます。

左半身の温痛覚麻痺や複視、頭がクラクラする状態は変わらずです。それでも、車、バイク、自転車など乗り物は一通りこなせます。ただし体力が落ちたようで、長時間の運転や、遊びに行った帰りの運転などは、眠気に襲われて危険を感じます。自分の限界を知ったうえで、無理をしないことが肝心かなと思っています。

しかし、無理しなくてはいけない場合があるのが仕事です。身体への負担は、肉体面だけでなく、精神面からのストレスも大きいです。そのストレスが不眠や息苦しさに繋がり、体、特に血管への影響があると思います。見た目が普通で、職場の人からは分かりにくいと思うのですが、今までなら耐えきれたストレスでも、この後遺症を抱えていると耐えきれない場合があると思います。無理に耐えようとすると、再発に繋がる恐怖もあります。

働けるだけでありがたいと考え、プライドも捨てて早めにギブアップする姿勢を持ち続けないとダメなんだなと、最近感じました。なんでも出来るまで回復したなんて思ってると、体が悲鳴を上げます。

決して無理せず、ボチボチ行くことを、自分に言い聞かせていますが、性格はなかなか変えられるものではないですね。



2020年1月4日土曜日

発症から一年の振り返り

脳梗塞を発症してから一年余りが経ちました。去年の今頃は、杖を頼りに歩いていました。どこまで回復するかわからない不安を抱えていました。

ブログを書いていたこともあって、病の経過をはっきりと覚えています。発症時は、脳梗塞という病気がどんなものかも知らず、直ぐにもとにもとるだろうと軽く考えていたほどです。

ひと月、ふた月と過ぎていって、独歩が出来るようになりましたが、頭がくらくらして、視点が合いにくいのは無くなりませんでした。

3ヶ月、4ヶ月が経つ頃は見た目は普通に歩けていましたが、一人で駅や人混みのなかを歩ける状態ではありませんでした。車やバイクなんて、いつになったら乗れるのか、ほんとに乗れるときが来るのか、正直分かりませんでした。

しかし、他の脳梗塞経験者の方のブログや動画を見て、必ず自分も復活出来るときが来ると信じて来ました。退院後は、毎日のウォーキングを欠かさず続けることと、塩分を控えることに注意してきました。

日単位で見ると、毎日が同じ症状で治った感じがしないのですが、数ヶ月単位で見ると、明らかに出来ることのレベルが違って来ています。

発症から6ヶ月で症状が固定されるとも言われてますが、その後も確実に良くなって来ました。

今日は、自分で運転が出来るようになったので、久々にソフトバレーの練習に参加しました。5ヶ月ぶりだったのですが、体の動きが明らかに変わっているのを実感しました。

自分で車を運転し、ソフトバレーの練習に参加できる日が来るとは、夢のようです。

また、昨日はバイクの運転も試してみました。車と同じで、少し気を抜くと、左へよっていってしまいます。スピードの出しすぎは禁物です。ブレを直せる程度の速度で安全運転を行えば、徐々に慣れていけそうに思います。

私の愛車は、バッテリーが弱っていて押しがけでないとエンジンがかからないのですが、退院当初はフラフラでできなかったのが、今は全く問題ありません。

運転には集中力が必要ですので、まだ長時間は無理ですが、徐々に慣れていけると信じてます。
100㎞走って海まで釣りに行ける日も、そう遠くはないと思っています。

この病気には、精神的ストレスも関係していると思います。何事も無理せず、ほどほどにこなしていくことが、今後の再発予防と考えています。