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2019年2月12日火曜日

★その他情報:保険の話し

 このブログを読んで下さってる方は、脳梗塞を経験された方か、脳梗塞の経過に関心のある方だと思いますので、医療保険については私よりも詳しいかも知れませんが、私の経験を述べさせてもらいます。

 私が加入していた医療保険は、アフラックガン保険の特約MAXです。今回はこれに助けられました。この保険の良いところは、若いときに加入すると、一生涯安い掛け金のままで保障が続くというところです。いわゆる終身保険です。また、今回のような長期入院でも、180日まで保障してくれます。

【若いうちに安い終身保険】
 病気による入院は、年をとってからの方が確率が高くなります。しかし、年をとってから新規で保険に加入するのは、高齢になって収入が少なくなった状態で、毎月高い掛け金が必要になること、また若いうちの病気に対する保障が受けらないのも困ります。若いうちから、安い掛け金で長く保障してもらう方が賢いと思います。
 私も、若いうちから病気で入院するなんて、思っても見ませんでしたが、保険に加入していて本当に助かりました。
 因みに、私の保険は日額5,000円の特約ですが、会社の福利にも助けられ赤字にはなりませんでした。

【保険の選び方のポイント】
①保障金額(入院一日当たりの保障額)
②保障日数(一回の入院で保障される日数)
③掛け金(ひと月あたりの保険金額)

 保険というものは、いざというときのものであって、大半の人にとっては掛け捨てになると思います。ですので、必要以上に高い保険に加入するのはどうかと思います。以下に、上記の三つのポイントについて私の考えを述べます。

〈ポイント①:保障金額〉
 ネットの情報には、入院時にかかる費用について、色々な数字が出ていてどれが自分に該当するのか分かりにくいと思います。
 実際には、勤務先の福利厚生や収入によって、入院時にかかる費用は異なってきます。自分にあった保障額を決めるには、勤務先の福利厚生を調べる必要があります。

知っておきたいこと(その1)・・・病気で会社を休んだ場合の給与保障
 会社によっては、一定期間の病気休暇は給与が全額支給される場合があります。一方、会社が保障しない場合は、健康保険組合等が傷病手当として一定額を保障しますが、この場合、保障額は給与の2/3程度となります。(計算の仕方は保険組合等のHPでご確認下さい)

知っておきたいこと(その2)・・・高額医療費制度
・・・一月の医療費が一定額を越えた場合、超過分を保険組合等が保障してくれる精度です。一定額とは、収入に応じて変わります。
 また、保険組合によっては、さらに負担してくれるところもあり、会社の福利の内容を確かめる必要があります。

 これらの制度により、入院1ヶ月あたりの個人負担は、食事代を含めても7万円程度から13万円程度で済むのではないでしょうか。(差額ベッド代含まず)会社の福利厚生によっては、自己負担額がさらに5万円程度減額される場合があります。
 そのように考えると、一日当たりの保障額は、5,000円程度あれば入院費はまかなえる計算になります。

(ただし注意が必要で、入院費は一月毎に精算されますので、例えば一月に10日間入院した場合は、保障額も10日分となり、個人負担の方が大きくなります。しかし、短い入院に備えて高い掛け金を支払うのは考えものです。)

 したがって、いざという時の最低限の保障という点では日額5,000円程度、また会社からの給与保障がない場合などを考慮すると日額10,000円程度となるでしょうか。

〈ポイント②:保障日数〉
 保険を選ぶ際の保障日数ですが、私が加入しているアフラックの保険は、一回の入院で180日まで保障してくれます。保険によっては、60日までというものも多いと思いますので注意が必要です。
 脳梗塞の場合、リハビリ期間が長くなるので、60日では不足する可能性があります。
 また、保障される年齢の上限にも注意が必要です。入院は、高齢になってからの方が可能性が高いことを考えると、終身保障にしておくのが最適です。

〈ポイント③:掛け金〉
 掛け金は、保障内容によって変わってきますので、ポイント①、②に注意した上で、なるべく月々の負担を小さくしたいものです。私の場合、若いころに終身医療保険に加入していたため、小さな掛金で一生保険に加入することができます。



 以上、長期入院や高額医療に対しては、社会保障が効いてきますので、医療保険を選ぶ際にはそれらを考慮して決めることが必要です。一度、加入している保険について、確認してみるのも良いと思います。

 病気は、いつやってくるかわかりません。私も、7月に人間ドッグを受けて、再検査等の指導はありませんでした。血圧も、140-90位で、薬を飲むほどの指導は受けていません。それでも、突然の脳梗塞です。

 病気にかからないよう、日々予防することが最も大切ですが、いざというときのために、自分にあった保険選びも大切だと思います。


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